キャンドル作り:ソイワックスソイハードとソフトの違い、使い分け方法は?

キャンドルのこと

人気のソイワックス ハードタイプとソフトタイプの違いが判らない!

マメナオ
マメナオ

こんにちは。SPICE CANDLEのマメナオです。

今日はソイワックスについて話すよ。

パッパ
パッパ

マメナオ先生!ソイワックスってハードタイプと

ソフトタイプがあるんですよね?何が違うんでしょうか?

マメナオ
マメナオ

いい質問だね!それじゃあ2つのワックスの違いについて解説するね。

 

 

おうち時間が増え、キャンドルを自宅で作り始めた方も増えましたね。

キャンドル作りを始めたら楽しくていろんな素材のワックスが

欲しくなりキャンドル材料の通販サイトを見たら

ソイワックスだけでも沢山の種類が…!

調べ始めたらソイワックスにはハードタイプとソフトタイプがあるらしいけど

何が違うのかわからない…どっちを使えべいいのかな?

とりあえず買ってみたソイワックスをモールドに注いだら抜けない!

ソイワックスをグラスに注いだら抜け落ちてしまった!

本日はそんなお悩みにマメナオ先生がお答えします。

私がキャンドルを始めたのは2010年頃。

今ほどワックスの種類もキャンドルの通販サイトもなく

ソイワックスのハードタイプがやっと出始めた頃でした。

とりあえず買って使わなかったワックスも沢山あります。

そもそもソイワックスって何?特徴を説明します。

マメナオ
マメナオ

キャンドルは主に植物性原料、動物性原料、石油の3つから作られています。

パッパ
パッパ

ふむふむ。

 

マメナオ
マメナオ

韓国キャンドル定番のソイワックス。ソイワックスのソイ=大豆

大豆を原料にして作られているので植物性原料のワックスに分類されます。

ソイワックスの特徴としては

・火をと灯したときにススが出にくい

・融点が低いのでアロマキャンドルにおすすめ(ソイワックスソフトの場合)

・キャンドルの仕上がりが白く不透明になる。(この質感が大人気!!)

の3つが主に上げられます。

ソイワックスハードとソフトの3つの大きな違い

では同じソイワックスでもソイワックスハードとソフトの違いは何でしょうか?

最初は全く分からなかったワックスの違いですが今ではきちんと使い分けができています。

それではソイワックスハードとソフトの使い分けについてお伝えしまね。

ソイワックスハードとソフトでは融点が違う

まずハードタイプとソフトタイプでは融点(ワックスが液体になる温度)が違います。

ハードタイプの融点は55℃前後のものがほとんどです。

ソフトタイプの融点は35~52℃と溶け始める温度が違います。

ソイワックスソフトは融点が低いため香料を加えて作るアロマキャンドルに

よく使われます。

 

マメナオ
マメナオ

温度の高いワックスに香料を加えると香料が揮発してしまうのですが

融点の低いソイソフトなら香りがしっかりと残るのです。

 

 

写真のようなパラフィンワックスで作ったランタンや器にソイワックスを注いで

キャンドルを作る場合も融点の低いソイワックスソフトを使います。

パラフィンワックスの融点は55~60℃のものが多く、

ソイワックスソフトを50℃くらいでパラフィンワックスのランタンに

注げば器を変形させることなくランタン入りのキャンドルを作ることができます。

マメナオ
マメナオ

ソイワックスハードタイプを注ぐと融点が高いのでワックスが固まる前に

パラフィンワックスの器が変形することがあるので注意だよ。

パッパ
パッパ

なるほど!融点が低いからこそできることなんですね!

ソイワックスハードとソフトでは出来上がりのキャンドルの硬さが違う

ソイワックスはハードタイプとソフトタイプとあるように

ハードタイプ=固まるとハード(硬い)硬いので自立する

ソフトタイプ=固まっても表面を触るとべた付く(手にソイワックスが付きます)

ソイワックスソフトでピラーや形のあるキャンドルを作るとすーーーぐ破損したり

紙などの上に置くと油のシミができるのでお勧めしません。

ソイワックスソフトは基本的にはグラスに注いで使用します。

ハードとソフト固まった時の収縮率が違う

キャンドルは溶けると膨張し、固まると収縮します。

どのワックスも拡張、収縮はしますが

ソイワックスハードの方が収縮率は高く、

ソイワックスソフトはほとんど収縮しません。

つまり、ソイハードワックスの収縮率はソフトタイプより高いので

モールドに注いでも型から抜けますし、

逆にソイワックスソフトは収縮しないので、グラス用キャンドルにむいています。

 

マメナオ
マメナオ

シリコン製ではないモールドにソイワックスソフトを注いでしまうと

型から抜けなくなってしまうので注意が必要だよ。

 

パッパ
パッパ

せっかく作っても最後にモールドから抜けないなんて悲しすぎる…

 

マメナオ
マメナオ

そうだね。まぁシリコンモールドでもシンプルな形じゃないと

型から抜く時に壊れちゃうんだけどね…

 

パッパ
パッパ

へぇ~。(ほぼダメなパターンじゃん…)

パッパ
パッパ

だからモールドに注いで使用するなら

ソイハードワックスがおすすすめなんだね。

今回のまとめ

今回あげた3つの特徴をまとめると

●ソイハードとソフトでは融点と硬さ、収縮率が違う

マメナオ
マメナオ

キャンドルの器やランタンに注ぐなら融点の低いソイワックスソフトがおすすめ!

●モールドに注いで使うならソイワックスハードタイプ

パッパ
パッパ

ソイワックスソフトをモールドに注いで使うとモールドから外れないし

ベトベトしていいことないよ!

●グラスに注いでアロマキャンドルを作るならソイワックスソフトタイプ

マメナオ
マメナオ

グラスに注ぐワックスはソイワックスソフトがおすすめだよ!

この3つを抑えればソイワックスの使いけが簡単にできますね。

 

ぜひワックスを購入する際の参考にしてください。

また、ソイワックスはパラフィンワックスと違いメーカーごとに

成分や質感が違うため、同じソイワックスハードでも出来上がりに差が出てしまいます。

ワックスを使い分けてもうまくいかない場合はメーカーを変えてください。

 

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